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2011 Past Exhibitions





「十月の海辺」  SIRISIRI × WATARU YAMAZAKI JEWELRY
2011年10月14日-10月30日



このたびギャラリードゥポワソンでは、SIRI SIRIと山崎航による展覧会『十月の海辺』を開催します。日本の伝統的な工芸技術をベースにしたコンテンポラリーなジュエリーを提案する両者は、多方面から注目され、活躍の幅を広げています。デザイナー岡本菜穂が手がけるSIRI SIRIは、ガラスやラタン編みなど洗練された技術を持つ職人の手によって作られるジュエリーで独特の世界を展開しています。
山崎航は、彫金、鍛金の技術を現代的なアプローチで用いた繊細なジュエリーに定評があります。本展ではそれぞれの思い描く、秋から冬にかけての海辺の風景からイメージした新作がともに展示されます。

SIRI SIRIが発表するのはMOLA MOLA collection。「――mola molaとはマンボウのこと。普段は暖かい海でのんびり泳いでいるmola molaがある時、意を決して冬の冷たい海への冒険に挑みます。すると、そのmola molaの身体には鱗が生まれたのです。海岸に打ち上げられた煌く鱗のかけら。それは、未知の世界へ果敢にチャレンジする勇気の勲章なのです――」そんなイマジネーション膨らむストーリーの元、ローマングラスやシルバー、天然木を使ったネックレスやブレスなどが生まれました。

 かたや山崎航が選んだのは、例えば、砂浜に埋もれた珊瑚や貝殻、波にもまれ角の取れた丸い小石やガラス。遠く水平線を行く貨物船や防波堤にたたずむ海鳥たち。そんな空気の乾いた静かな海辺を思わせるモチーフをシルバーや真鍮の色みや質感をいかして表現しました。小石のパーツを連ねたブレスレット、打ち出し技法によって象られた貝殻のペンダントなど、さまざまなスケールの具象的なアイテムが一つのコレクションを構成しています。

両者の世界が交差する二人展、どうぞご高覧ください。