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RITSUKO OGURA EXHIBITION
2019年9月13日 (金) −9月29日 (日)










ギャラリードゥポワソンでは、2年ぶりとなる小倉理都子の個展を開催いたします。

小倉の代表的な作品でもある段ボールのジュエリーは、20年近く継続して制作されています。『工業製品がアートジュエリーになることを明らかにしたかった』との思いで生まれた作品は、どこにでもある段ボールを、手作業とは思えない卓越した技術とアイデアでジュエリーに昇華させてきました。近年は段ボールという素材を把握、消化し、年月を経てより緻密で繊細な表現に深化を見せています。まるで木のような茶系の作品にはカシューが塗られており、段ボールが木に還っていくようなイメージを展開した作品の一つです。

1960年代から欧州を中心に世界へ広がったコンテンポラリージュエリーは、素材の価値に頼らず、自由に表現したアート性の高いジュエリーとして知られています。装身具の機能と美しさを持ち、ひとつのコミュニケーションツールになることが魅力的なコンテンポラリージュエリー。 自由な発想のもとに様々な素材を用いたジュエリー制作に挑戦する小倉は、コンテンポラリージュエリー作家として海外での評価は高く、作品は欧米の様々な美術館のパブリックコレクションに所蔵されています。

本展では、漆作家の高橋敏彦氏に表面仕上げを依頼した作品制作にも意欲的に取り組み、これまで制作してきたシルバーリングを発展させた新作、漆の指輪がお披露目されます。また、敢えて市販の塗料で着色したカラードリングも、ジュエリーの自由な可能性を感じられることでしょう。

その他、ネックレス、ブローチ、指輪など、約30点の新作をご紹介いたします。

どうぞこの機会に、会場にてご高覧ください。





Ritsuko Ogura / 小倉 理都子

1978 年 中村ミナトに師事。1990 年代より国内外で多数のグループ展、個展、美術館での展覧会、アート・フェアーなどに参加。 工業製品がアートジュエリーになることを明らかにしたかったとの思いで生まれた段ボールのジュエリーや、時間の経過と記憶が 喚起させる抽象的概念をジュエリーとして成立させたいと模索したフィルムの作品など、様々な素材を駆使し、枠にとらわれない実験的 で存在感のあるジュエリーを発表し、国内外で活躍している。 作品は欧米の様々な美術館のパブリックコレクションに所蔵されている。

*作家在廊日は以下の通りです
9月13日(金)、 14日(土)、15日(日)
9月19日(木)、20日(金)、21(土)、22日(日)
9月26日(木)、 27日(金)、28日(土)、 29日(日)





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