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Felieke van der Leest



2009
     
     
 

-2008
     
     






オランダのジュエリー作家フリカ・ファン・デル・リーストは1986年より職業訓練校でジュエリー製作の技法を学びました。もともとはジュエリー製作についてそこまでの興味はなかったのですが、学校の先生の勧めで入学しクラフトマンになる為数年間その職業訓練校で学びました。その後アートに興味のあった彼女は1991年よりリートフェルトアカデミーに入学し絵画を学びます。しかし真っ白なキャンバスに向い筆を走らせるということは事は彼女には難しく、すぐに絵画の学科からジュエリー科へと学科移動をしました。以前メタルクラフトをやっていたこともありジュエリー科に進むことは自然なことでしたが、そこでも彼女は自分のやりたい道を見つけられず作品製作の苦難を味わいます。ジュエリー科に在籍し何年か経ったある日、そんな彼女を見て当時の教授がある提案をします。それは自宅の作業スペースを教授に見せることで、どのような環境が彼女をそうさせているのかを少しでも知る為でした。そこで教授が彼女の作業スペースを見て発見したのが、沢山のチャームを付けた1本のブレスレットでした。それは全てをニッティングによって作ったチャームブレスレットで、その精密さとオリジナリティーは教授を驚かせました。彼女自身はそのチャームブレスレットは特別なものだと今まで思っていませんでしたが、教授は今後の彼女の作品にこの手法を取り入れることを進め、子供の頃から大好きなニッティングを使って作品を作るようになりました。

それからは毎日のようにニッティングをするようになり、次々と作品を発表しジュエリーギャラリーで作品を発表するようになっていきました。あまりの熱中ぶりに1日8時間以上の作業する事もありましたが、彼女にとってそれは楽しい時間でしかありませんでした。しかしある日いつものように作業をしていると突然手に激痛が走り、手を動かすことができなくなりました。そのまま病院にいくと腱鞘炎と診断され、その原因は過剰なニッティング作業であることは明らかでした。3ケ月間手を動かすことも出来ず、その間は今後の作品作りへの不安が頭を過ります。それまでは作品のほぼ全てがニッティングであったことを考えると、それを無くしてしまうと何も無くなってしまします。そこで子供の頃から好きで、今もコレクションしている動物達のフィギアに作品に取り入れることを考案します。その作品は動物達に個々のキャラクターを持たせることで完成する作品で、フィギアとニッティング、そしてシルバーやゴールドのメタルクラフトを融合させた完成度の高いジュエリーで、様々なスタイルに着飾った動物達は実にクールでした。

そして現在のこのスタイルでの作品発表を行なうようになり、世界的評価を受けるまでになります。2005年の夏にはオランダのテキスタイルミュージアムで個展を開催するなど、今後は更なる活躍が期待されます。


Felieke van der Leest フェリカ・ファン・デル・リースト 略 歴

1968年Emmen生まれ

学歴
1991/1996 - Art Academy "Gerrit Rietveld", Jewelry Department, Amsterdam, the Netherlands
1986/1991 - Technical School for Gold- and Silversmithing, Schoonhoven, the Netherlands

個展歴(*2000年以降)
2009 Harbour Front Centre, It’s a Beastly World after all, Toronto, Canada
2008 Gallery Rob Koudijs, F.I.B.S. (Festival International des Be^tes Sportives), Amsterdam
2007 Contemporary Art Jarfo, Animalia, Kyoto, Japan
2007 Gallery Deux Poissons, Animalia, Tokyo, Japan
2006 Gallery Louise Smit, Art Amsterdam, the Netherlands
2006 mima, Animal Fables, Dorman Museum, Middlesbrough, U.K.
2005 Dutch Textile Museum, Ostriches in Love, the wonderful jewellery of Felieke van der Leest, Tilburg, the Netherlands
2005 DSM Art Corner, Heerlen, the Netherlands
2004 Charon Kransen Arts, Animal Party, SOFA Chicago, USA
2004 Gallery Deux Poissons, Animal Party, Tokyo, Japan
2003 Gallery Louise Smit, Beesten Feest, Amsterdam, the Netherlands
2000 Gallery Louise Smit, Maritimiteiten, Amsterdam, the Netherlands    他、グループ展多数。

パブリックコレクション
CODA Museum, Apeldoorn, the Netherlands
DSM Art Collection, Heerlen, the Netherlands
Frog Museum, The Hague, the Netherlands
mima, Middlesbrough, U.K.
Museo Internazionale delle Arti Applicate Oggi, Turin, Italy
Museum of Modern Art, Arnhem, the Netherlands
Museum of Decorative Arts, Montreal, Canada
Museum of Fine Arts, Houston, USA
Dutch Textile Museum, Tilburg, the Netherlands
Royal College of Art Visiting Artists Collection, Victoria & Albert Museum, London, U.K.
Royal Museum of Scotland, Edinburgh, Schotland
Victoria & Albert Museum, London, U.K.
Zeeuws Museum, Middelburg, the Netherlands   他

 


 
   
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